本日もノノットの新作アイテムをご紹介。

color Obsidian
size 3・4・5
この素材は、レーヨンとリネンの強撚、超高密度素材です。
織り上げた後に、ムラ染めを施し、レーヨンとリネンそれぞれの染色差を利用し表情を作っています。
通常テック系素材の天然繊維を混ぜた高密度はシルクがほとんどかと思います。
それはシルク糸の繊維の特性が合繊のように織れる理由からも選ばれやすいのですが、真夏には多少のベタつきを感じていました。
一番難しいとされるリネンで挑戦をしたく思いました。
糸は切れやすい、高密度にすることの難しさだけでもあげたらキリがないのですが、その上レーヨンを混ぜる事でさらにハードルは上がりました。
ですが清涼感とシャリみ、タフさ、そのどれをとっても、良くなる未来しか見えず、完成に挑みました。
結果、生地屋さんの力と開発力で最高の素材ができたかと思います。
僕はこうゆう素材を待っていました。
きっと同じように感じてくれるユーザーさんがいると信じています。
以上がデザイナーのコメントになります。
ハリ艶のある肌離れのよい独特の素材感と染色差を活かした雰囲気のあるムラ感が魅力です。
シルエットは定番のシャツの着丈を少し短く、襟を小ぶりにした飽きのこない立体的な程よいオーバーサイズになっています。






color Caviar・Bluewash
size 3・4・5
素材は、24SSから引き続き、70/2のバランス強撚(天竺を編んでも斜行しない糸)の糸にガスをかけて毛羽をよりなくした糸を引き揃えて編んだ天竺です。
この糸はニット用の糸でジャージーとしては初の試みになります。
糸が素晴らしいので染色では余計なことをせずに仕上げました。
まるでシルクのようなドライタッチな肌触りとなっております。
オールシーズン着用可能な提案での素材開発を行いました。
通常、「天竺」という今回の組織ではこのドレープ感はまず出ません。
「スムース」という組織ですとドレープ性が生まれやすいのですが、スムースは身体のラインをとても拾いやすい組織ですの私自身着用が苦手と感じております。
今回はどうしても「天竺」でこの質感を表現したいと強く思い、素材作りをスタートしました。
天竺ならではのハリ、コシもありながら男性でも着やすい程よいドレープ性も残すという新しい素材になったかと思います。
このドレープが天竺組織でも生まれるというのは、原料が良く、糸がしっかりと撚糸された強撚糸で、毛羽もなく滑りが良い上質な証となっております。
肌離れもとても良いので、快適に夏を過ごしていただける1枚です。
ジャケットの下に着ても見劣りしないほどの高級感がございます。
シルケットや余計な仕上げ加工はしませんでした。
この糸の心地よさをダイレクトに味わっていただけましたら幸いです。
この素材を超える天竺を作れる自信が無いくらい達成している天竺です。
型は変形スリーブのオーバーサイズボディのテーパードシリーズとなります。
既存のロンTの概念を超えたラグジュアリーなトップスとして、皆様のクローゼットを彩ることを目指しております。
以上がデザイナーのコメントになります。
上質で上品だけどヤワくない絶妙な生地感と空気をはらんだ流れるようなシルエットが特徴です。






ノノットは素材とパターンをオリジナルであることにこだわながら、デイリーに着られるように仕上げられているところが魅力だと思います!
最近はヴィンテージを現代的に解釈した服が中心になっていますが、こういった近代的なデザインの服も新鮮でいいなと感じています。
是非お立ち寄りくださいませ。
オンラインは今週中に掲載予定になります。